目次

H2 屋根雨漏りの原因 1

H2 屋根雨漏りを放置するとどうなる? 2

H2 屋根雨漏り修理方法 2

H3 屋根雨漏りを自分で修理する方法 3

H3 屋根雨漏りを業者に依頼した場合の修理方法 3

H2【屋根雨漏り修理費用】diyと屋根・外壁専門業者比較 3

H2 屋根雨漏り修理は専門業者に依頼するのがベスト 4

最近、屋根が色褪せてきたし亀裂も見えるので心配。部屋の天井や壁に雨染み?があるし雨漏りしているのかもしれない。自分で雨漏り修理はできるのだろうか、それとも専門業者に依頼した方が良いの?

このように悩んでいませんか?

屋根は新築から10年以上経過すると劣化により防水性能が失われていき、手入れが必要です。また、亀裂や屋根同士を接合する金属板の劣化により雨漏りの危険性もあります。1階の屋根であればdiyなどで雨漏り応急修理は可能ですが本格的な修理は屋根・外壁工事専門業者に依頼することをおススメします。

そこで今回の記事では屋根雨漏り修理方法についてお話しします。また、diyと屋根・外壁工事専門業者による雨漏り修理費用の違いも解説していきますので、どうぞ最後までお読みください。

H2 屋根雨漏りの原因

屋根雨漏りの原因は屋根材の劣化により雨が浸入するケースや台風などにより飛来物が屋根材に衝突し、破損した場所から雨が入り雨漏りするこが考えられます。

【屋根雨漏りの原因】

  • 屋根材の劣化により防水性能が失われることで雨が浸入しやすくなる
  • 飛来物の衝突による破損個所から雨が浸入
  • 雨樋の破損や劣化
  • 軒裏天井材の劣化
  • 屋根板金(屋根同士をつなぐ箇所)の劣化や破損、はがれによる雨の侵入

屋根は外的要因(紫外線・雨・風)による影響を最も受ける場所であるため劣化しやすく、定期的なメンテナンスが不可欠です。屋根材は新築当時、防水処理されていますが経年劣化により防水性能が失われ雨が浸透しやすくなり、ひび割れやカビ・コケが発生し雨漏りの原因を引き起こします。また、屋根の軒裏材が劣化すると雨や風が浸入し建物内部への雨漏りが起こる可能性が高くなります。

築10年以上経過していたら屋根・外壁工事専門業者に一度、点検をお願いしてみましょう。

H2 屋根雨漏りを放置するとどうなる?

屋根の劣化状況は日常的に気をつけて見ていない限り雨漏りが発生するまでわからないことが多いと言えます。屋根からの雨漏りを放置してしまうと屋根裏に湿気が溜まり、柱や梁が腐食し、建物の構造体へ大きなダメージを与えます。

【屋根雨漏りを放置すると起こること】

  • 壁・天井クロスが雨染みだらけになる
  • 壁・天井クロスにカビやコケが繁殖する
  • 漏電火災を引き起こす(壁・天井コンセントに雨が浸入する)
  • 家具や家電が水浸しになる
  • 害虫や害獣を引き寄せる
  • 人体へ影響が出る

雨漏りは放置してしまうと直接被害と間接被害を引き起こし、建物にダメージを与えるだけでなくご家族の健康にも被害が及ぶ可能性もあります。雨染みを見つけたら必ず屋根・外壁工事専門業者による雨漏り点検を行うようにしてくださいね。

H2 屋根雨漏り修理方法

屋根雨漏り修理方法は雨漏り原因箇所を特定した上で屋根材など材料の交換、シーリング材の充填などで行います。また、屋根雨漏りの応急処置として自分で修理する方法や雨漏りを根本的に修理する屋根・外壁専門業者による屋根の葺き替えなどがあります。

屋根雨漏りは専門業者でも見つけるのが難しく、適切な処置をしないと症状を悪化させてしまう場合もありますので雨漏り修理はできるだけ屋根・外壁工事専門業者に依頼するのが望ましいと言えます。

H3 屋根雨漏りを自分で修理する方法

屋根雨漏りを自分で修理するには屋根全体にビニールシート(防水)を被せる方法や雨漏り箇所が特定できていればシーリング材の充填などがあります。

【屋根雨漏りを自分で修理する】

  • ブルーシート(防水):400円~
  • シーリング材(変成シリコン):700円~
  • 防水テープ:600円~

参考:モノタロウ

建材ネット販売「モノタロウ」やホームセンターなどで屋根雨漏り修理材等を購入できますので、雨漏りに備えておくのも良いでしょう。

しかし、屋根は高所にあるため作業に危険が伴いますので屋根を自分で修理するのはあまりおススメできません。雨が降っている状況での作業は足が滑りやすく大変危険ですので絶対やめましょう。自分で雨漏り修理する場合、あくまで応急処置であることも認識しておきましょう。

また、屋根雨漏り修理を自分で行う場合、屋根に上る際は必ず二人以上で行うようにしましょう。

H3 屋根雨漏りを業者に依頼した場合の修理方法

屋根雨漏りを業者に依頼した場合は雨漏り箇所を特定した上で屋根の一部張り替えや、雨漏り箇所補修の上、屋根塗装工事や葺き替え・カバー工法による屋根重ね葺き等を行うのが一般的です。

屋根・外壁工事専門業者が雨漏り修理する際は晴天時に雨漏りテストを行い「雨漏り箇所」を特定した上で行います。雨漏り箇所や劣化状況により防水テープやシーリング材を使用し局所的に修理するケースもありますが屋根は10年サイクルでのメンテナンスが望ましいため、雨漏り修理を含め屋根全体のメンテナンスをおススメします。

H2【屋根雨漏り修理費用】diyと屋根・外壁専門業者比較

屋根雨漏り修理費用はdiyと専門業者では大きく違います。diyは応急処置修理であるのに対し屋根専門業者は雨漏り原因を改善する工事のためdiyよりも費用が大きくなることが一般的です。

【屋根雨漏り修理:diyと屋根専門業者比較】

 修理内容修理費用
Diyによる応急処置防水テープ処理防水スプレー(接着)シーリング擦り込み・充填500円~1,000円程度
屋根専門業者による修理シーリング擦り込み・充填屋根材一部交換屋根全体の葺き替えカバー工法による重ね葺き局所的修理:2~3万円屋根葺き替え:100~200万円カバー工法:100~150万円※一般工事価格参考

屋根雨漏りは原因が判明しており、部分的な修理で対応可能ならdiyでも良いですが多くの場合雨漏り原因箇所を発見するのは難しいため屋根・外壁工事専門業者による修理が望ましいと言えます。

屋根葺き替え工事は既存屋根材を解体し、雨漏り原因を改善の上で新規屋根材を設置しますので費用は比較的高くなりますが雨漏りの心配はなくなります。また、カバー工法も屋根雨漏り原因を改善し上で既存屋根上に新規屋根材を重ね葺きすることで雨の侵入がなくなります。

雨漏り修理は費用負担が軽いdiy修理も可能ですが雨漏りの心配は常にあると言えます。しかし屋根・外壁工事専門業者であれば費用が多くなっても雨漏りを根本的に改善できますので安心です。

H2 屋根雨漏り修理は専門業者に依頼するのがベスト

屋根雨漏り修理はdiyでも可能な場合もありますが、屋根・外壁工事専門業者に依頼するのがベストと言えます。

雨は屋根のあらゆる部分から侵入する可能性があり、雨漏りの原因を特定するのはとても難しく専門業者でもすぐに雨漏り箇所を見つけるのは困難です。また、雨漏り修理は目視できる部分にシーリングや防水テープによる処理を行っても雨漏りが解決しない場合も多く、修理によっては雨漏りがひどくなることも考えられます。

また、屋根へ上っての修理は大変危険でハシゴから滑落すると大けがにつながりますので雨漏りのdiyはおススメできません。

現在、自宅が築10年以上経過しているのであれば、雨漏りの部分修理よりも工事費用が必要になりますが、雨漏りの心配がなく安心して暮らせる屋根の葺き替えやカバー工法による本格的な屋根メンテナンス工事が望ましいでしょう。

屋根雨漏りでの不安な点、お困りごと、不明なことがありましたら遠慮なくご相談ください。