外壁で気になる汚れにはさまざまなものがありますが、具体的かつよくあるものとして苔とカビが挙げられます。
どちらも清潔さに欠け、見た目にも良くありませんが、その違いについて具体的に説明できる方はどれくらいいるでしょうか。

□外壁の苔とカビの違いは?

*外壁の苔とカビの違い

では苔とカビの違いとは何でしょうか。
感覚的には何となく分かっても、言語化するとなると苦手な方も多いでしょう。
苔とカビの最も大きな違いは、苔は植物ですがカビは菌であることです。

またカビは日陰によく生えていますが、苔は日当たりの良い場所にも生えます。
菌と植物という違いは繁殖に必要なものにも及び、カビは水分と栄養を必要としますが苔は植物のため光合成さえあれば栄養は作り出せます。
一方、どちらも水分や湿気を好むという共通点もあります。

*苔とカビ以外の汚れ

外壁に付着する汚れには苔とカビが代表的ですが、埃やちり、排気ガスなど空気中の汚れも外壁に付着し汚れになりえます。
これらには水になじむものとなじみにくいものがあり、前者は雨で流れてくれるため主に気になるのは後者でしょう。

□外壁の苔・カビの対処法を解説!

ではこれらはどう対処すればよいのでしょうか。
それぞれ3つずつ解説します。

1.風呂場の洗剤で対処する

程度によっては、中性洗剤でこするだけでも対処できます。
軽度のみとはいえ風呂掃除をするように対処できるのは大きなメリットでしょう。

2.屋外用のカビ取り剤で対処する

外壁をはじめとした屋外に使えるカビ取り剤でも対処できます。
散布する回数や必要な日数は変わるものの、風呂場の洗剤よりも強いカビにも対処できます。

3.外壁施工会社で対処する

ある程度以上ひどくなってしまった場合、プロに頼んでしまうのもひとつの手段です。
費用は掛かりますが確実に綺麗にできます。
ここからは苔の対処法について3つ解説します。

4.ブラシで対処する

お湯をかけてブラシでこするだけでも対処できます。
程度の低いものに限りますが、簡単な方法です。

5.高圧洗浄で対処する

強力な水圧によっても対処できます。
とはいえ老朽化していては使えないため、状況に応じて使用しましょう。

6.苔駆除剤で対処する

名前の通り苔を駆除できる薬剤です。
植物すべてに影響が出るため、周囲に気を付けて使用しましょう。

□まとめ

苔もカビも軽度であれば簡単に対処できますが、根を張るほどひどい場合、長期的な目であれば住宅にとって害になります。
福岡市を中心に春日市・大野城市・筑紫野市・太宰府市などの外壁トラブルは当社までぜひご相談ください。