そもそも補修工事とはなんでしょうか。
モルタル外壁の塗装工事より前に行う作業で、ひび割れをコーキング材で埋める、剥がれ部分の除去などの下準備作業のことです。
補修工事は住宅の中身に触れるため住宅の強度や安全に直結します。

□モルタル下地の補修工事が必要になるのはどんな時?劣化症状を紹介

では、補修工事が必要になる劣化症状には具体的にどんなものがあるでしょうか。
大きなものを4つご紹介します。

1.チョーキング

外壁を触ったとき、白い粉のようなものが手に付着する状態です。
この白い粉は表面の樹脂が分解されることで発生します。
この症状は遮断性が低くなっているため塗り直しが必要です。

2.ヘアークラック

幅が0.3ミリメートル、深さが4ミリメートル以内の小さなひび割れのある状態です。
まだ建物の内部まで影響が及んでいないためすぐに対処する必要はありませんが、後々補修工事をしましょう。

3.構造クラック

ヘアークラックに収まらないひび割れのある状態です。
ここまでひび割れが大きくなってしまうと雨漏りや建物の腐食、鉄筋のさびなどの原因になります。
ヘアークラックと違い、こうなってしまえば補修工事が必要です。

4.浮きや剥がれ

塗装が下地から浮いたり剥がれたりしている状態です。
塗装の付着力が下がることで発生します。
外壁を保護する機能がなくなってしまっているため、早めに塗装を行いましょう。

□外壁のひび割れはなぜ起こる?原因と補修方法を紹介!

*外壁のひび割れが起きる原因

数々の原因がありますが、その中からいくつかご紹介します。
例えば経年劣化です。
モルタルは30年ほどが耐用年数ですが、環境によっては10年ほどで劣化症状が現れる可能性があります。
また、地震や車の衝突など外部の刺激、特殊なものとして施工不良というケースもあります。

*外壁のひび割れに対する補修方法

まずひび割れた箇所を切り取ります。
その後下地として補修材が着きやすくなるプライマーを下塗りし、切り取った部分を埋めていきます。
この埋める部分が補修になるため、最後に上から塗装をする必要があります。
この塗装はモルタルの保護や見栄えのために行います。

□まとめ

モルタル下地は住宅の内部に関わるため、ひび割れたら早めの補修が必要です。
しかしモルタルの補修はDIYで行うには難しいものであり、プロに頼むのが一般的。
福岡市を中心に春日市・大野城市・筑紫野市・太宰府市などでお悩みの方はぜひ当社までご相談ください。