近年の外壁はカラフルで、選べる塗料の数や塗り方によっても色の種類は数多いことがわかるでしょう。
今回はそれぞれの色にあるさまざまな特徴から、濃い色のデメリットについて見ていきましょう。

□濃い色は外壁塗装には向かない?デメリットを紹介!

外壁に濃い色を選ぶデメリットから見ていきましょう。

1.色褪せが起きやすい

塗料に入っている色の粉である顔料は紫外線によって色褪せます。
原色に近い濃い色ほど色褪せやすくなっています。

2.汚れが目立ちやすい

暗く濃い色は汚れが目立ちやすいでしょう。
外壁の汚れとして多い砂、土埃、黄砂などは薄い色が多いため、濃い色と合わせると目立つためです。

3.劣化が分かりやすい

濃い色の劣化は分かりやすく、目立ちやすいです。
外壁の劣化は顔料が白っぽく露出し、見えるようになるためです。

4.相性の良い色が少ない

暗く濃い色は合う色と合わない色の差が激しいです。
そのため、合う色を探すのが大変と言えるでしょう。

5.飽きやすい

濃い色は飽きやすく、流行にも左右されやすいと言われています。
とはいえ一般論ですから気にしすぎるのも良くないでしょう。

6.追加料金の可能性がある

濃い色は原価が高く、会社によっては濃い色に追加料金が必要なところもあります。
会社に追加料金が必要か、予め確認しておきましょう。

7.暑くなりやすい

濃い色が太陽光を吸収しやすいのは感覚としても分かりやすいでしょう。
外壁の温度が高くなれば熱伝導により室内にも影響し、結果として濃い色の外壁は室内が暑くなりやすいです。

□濃い色を使いたいときはどうする?ポイントを解説!

*原色より少し色を薄くする

原色よりワントーン薄い色を選ぶと良いでしょう。
濃い色は飽きやすいと先ほど述べましたが、色の主張を少し抑えるだけでかなり変わります。

*塗料を工夫する

塗料にも種類がありますが、濃い色を使う場合艶消しタイプを選ぶと雰囲気が落ち着きます。
また、目立ちやすい色褪せや汚れの対策として耐候性も意識して選びましょう。

*ほかの色とのバランスを考える

たとえばサッシ部分の場合、どの色とも合わせやすいホワイト系であれば調和しやすいです。
また、玄関ドアや屋根の色といった外壁と連なる部分の色も同時に考えましょう。

□まとめ

外壁塗装の濃い色にはデメリットも多いですが、決して選んでいけない選択肢ではありません。
とはいえ注意点も多いので、福岡市を中心に春日市・大野城市・筑紫野市・太宰府市などの外壁塗装でお悩みの方はぜひ当社に一度ご相談ください。