エコキュート補助金!!

最近よく耳にする「エコキュート」。

でも、

  • 「実際どんな仕組みなの?」
  • 「ガス給湯器と何が違うの?」
  • 「本当に経済的でお得なの?」

と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか? 🤔

そこで今回は、エコキュートについて、仕組みやメリット・デメリット、選び方、補助金制度まで、わかりやすく解説していきます!

1. エコキュートとは?

エコキュートは、大気中の熱を利用してお湯を沸かす、環境にやさしい給湯器です。

エアコンの室外機のような「ヒートポンプユニット」で空気中の熱を集め、それを圧縮して高温の熱に変換。その熱でお湯を沸かし、「貯湯ユニット」に貯めておく仕組みです。

従来のガス給湯器のように、ガスを燃焼させてお湯を沸かすわけではないので、CO2排出量を削減でき、地球温暖化防止に貢献できます。

エコキュートとガス給湯器の違い

項目エコキュートガス給湯器
熱源大気中の熱ガス
環境への影響CO2排出量が少ないCO2を排出する
ランニングコスト電気代が安いガス代が高い
初期費用高い安い
メンテナンス比較的簡単定期的な点検が必要

Google スプレッドシートにエクスポート

2. エコキュートのメリット・デメリット

メリット

  • ランニングコストが安い: ガス給湯器に比べて、光熱費を大幅に削減できます。
  • 環境にやさしい: CO2排出量が少ないので、地球温暖化防止に貢献できます。
  • 災害時にも安心: 停電時でも貯湯タンクにお湯が残っていれば使用できます。

デメリット

  • 初期費用が高い: ガス給湯器に比べて、購入・設置費用が高額です。
  • 設置スペースが必要: ヒートポンプユニットと貯湯ユニットを設置するスペースが必要です。
  • お湯切れの心配: タンクのお湯を使い切ってしまうと、沸き上がりまで時間がかかります。
  • 寒冷地では効率が落ちる: 気温が低い地域では、お湯を沸かす効率が低下することがあります。

3. エコキュートの選び方

エコキュートを選ぶ際には、以下のポイントを参考にしましょう。

  • タンク容量: 家族の人数やライフスタイルに合わせて、適切なタンク容量を選びましょう。
  • 機能: フルオート、オート、セミオートなど、機能によって使い勝手が異なります。
  • メーカー: 各メーカーによって、機能や価格、保証などが異なります。
  • 設置業者: 信頼できる業者を選び、設置工事やアフターサービスをしっかり行ってもらいましょう。

4. エコキュートの補助金制度

エコキュートの導入を検討している方は、補助金制度を活用しましょう。

国が実施する「給湯省エネ2024事業」では、最大23万円の補助金が受け取れます。

  • 基本補助額: 一定の性能基準を満たすエコキュートの設置で8万円
  • 加算補助: さらに、以下の条件を満たすと加算されます。
    • 従来のガス給湯器を撤去する場合: 2万円
    • 戸建住宅の場合: 3万円
    • 特定の地域(寒冷地など)の場合: 10万円

福岡市では、独自の補助金制度「令和6年度福岡市住宅用エネルギーシステム導入支援事業」があり、エコキュートと太陽光発電システム、HEMSを組み合わせた導入に対して補助金が交付されます。

  • エコキュート:
    • 定置用リチウムイオン蓄電池システムと連携する場合:10万円
    • 上記以外の場合:5万円
  • 太陽光発電システム: 発電出力1kWあたり2万円
  • HEMS: 定額で3万円

5. まとめ

エコキュートは、環境にやさしく、ランニングコストも安い、魅力的な給湯器です。

初期費用は高めですが、補助金制度などを活用すれば、お得に導入することができます。

この記事を参考に、エコキュートの導入を検討してみてはいかがでしょうか? 😊