外壁の色には濃さだけでなく、特定の色それぞれに対してメリットやデメリット、特徴などがあります。
最終的には好みですから条件だけで選ぶことはおすすめしませんが、デメリットについても知っておいたほうが良いことに変わりはありません。

今回はその中から、ブルー系統の色を外壁に選んだときのメリットと注意点について見ていきましょう。

□ブルーの外壁のメリットは?

*色褪せにくく劣化しにくい

色褪せや劣化の原因のひとつに太陽光に含まれる紫外線があります。
その紫外線をブルーは反射します。

完全に色褪せないわけでもありませんし劣化もしますが、紫外線を反射することで外壁のダメージを軽減し劣化速度を遅くします。
もちろん紫外線の反射も完全ではないものの、塗った色が長持ちすることは紛れもなくほかの色に比べて大きなメリットと言えるでしょう。

*落ち着きのある印象を与えられる

ブルー系統の色はクールでスタイリッシュな印象があります。
特に濃いブルーであれば深みのある高級感があり、ベージュやグレー系の多い住宅の中でも目を引きます。
赤やオレンジを始めとした、暖色とは違う寒色ならではの落ち着きも魅力のひとつでしょう。

□ブルーを採用するなら!注意点も知っておきましょう

1.色褪や劣化が目立ちやすい

先ほどブルーは色褪せや劣化が遅いことを述べましたが、実際に色褪せ、劣化してしまうと目立ちます。
これは濃い色全般に対して言える特徴であり、ブルーも例外ではありません。

しかし、汚れに強かったり耐用年数が長かったりする塗料を選ぶことによって色を更に長持ちさせられます。
ブルーを諦めたりブルーでも薄い色にするという対処法もありますが、塗料を工夫する選択肢も考えておきましょう。

2.色味をよく選ばないといけない

ブルーの外壁は色味によっては周りの家から浮いてしまう可能性があります。
ブルーは人気ですし決してセンスのない色ということではありません。

しかし、やはりグレー系やベージュ系の方が数多く住宅に取り入れられています。
グレー系やベージュ系に合わせるブルーを選ぶのであれば、水色をはじめ明るさの近い色を選ぶと良いでしょう。

□まとめ

珍しいということは目を引きやすいですが、目を引きやすいことは受け取り手によってメリットにもデメリットにもなります。
細かい色の相談や不安をはじめ、福岡市を中心に春日市・大野城市・筑紫野市・太宰府市などでさまざまな相談にも対応できる当社にぜひご相談ください。